英語翻訳スタッフ

笹田 景子

(ささだ けいこ)

努力や研鑽を積み重ねるからこその
妥協のない表現をめざして

あらゆる手段で疑問点を解決してから

学生時代の海外留学をきっかけに、英語に関わる専門的な仕事をしたいと思い立ちました。最初は特許事務所にて事務の仕事からスタート。外国出願や中間処理業務などを経験しました。そんななか、特許翻訳という仕事を知り、めざすように。日々の仕事のなかでも、特許翻訳の文書に触れることがあり、それも勉強になりましたし、個人的にも特許翻訳の学校や英語スクールに通って勉強していました。今の会社に転職して、特許翻訳を専門に携わることになりました。

翻訳する時に心がけているのは、誰にでも理解できる文章にすること、そして疑問点はうやむやにしないこと。出願後の審査では、どこを指摘されるかわからないので、あいまいな表現や矛盾点は、翻訳の段階で解決するようにしています。自分で調べるのはもちろん、必要があれば、ほかのスタッフや『前田特許事務所』の弁理士に相談をしたり・・・客観的な視点も取り入れて、妥協のない表現をめざします。

こうした日々の努力や研鑽の積み重ねが、表現を通じて仕事に反映できるので、やりがいを感じます。

外国出願の事務経験があるからこその対応力

明細書はもちろん、それ以外の特許に関する文書も多く翻訳しています。外国出願の事務経験もありますので、中間処理や参考文献の翻訳、知的財産に関わる裁判文書・ニュースの翻訳も得意です。特に中間処理では、内容の補正について、弁理士や技術者と英語面から議論することもあります。英語・特許翻訳という視点から、プロとして、きちんと意見を言える存在でありたいと思っています。

そのために、いろんなセミナーに参加するなどして、新しい知識を得るなど心がけています。翻訳ツールなども駆使して、品質のいいものを、早く仕上げられるようになりたい。分野も広く深く、対応できる、そんな特許翻訳者をめざしています。

PROFILE DATA

笹田 景子(ささだ けいこ)

奈良女子大学大学院 人間文化研究科 修士号取得。2007年入社後、英語翻訳業務に従事する。

対応技術分野

▼機械・メカトロ分野
自動車関連技術、自動車部品・f車載部品、空調・冷凍装置、機械設備、ベルト伝動装置、その他各種処理装置

▼半導体、半導体記憶装置

▼半導体プロセス、液晶・有機EL技術、電池

対応言語

日本語、英語

休日の過ごし方

2児の母。砂遊びをしたり虫を探したり、子どもの目線で楽しむことで
リフレッシュ&エネルギーを充電している。